人間ドックの今後について

人間ドックという医療サービスはここ10年で一気に一般的なものへと変化してきました。その背景には人間ドックの様な健康なうちから検査を行うことで将来における大きな病気を未然に防ぐという予防医学の考え方に賛同した健康保険組合が、これまで多くの補助金を出してきたことにあると言えます。



しかしそのような人間ドックの補助金の財源は健康保険料として徴収されているお金の中から出されているものであり、健康保険組合の被保険者の支払う保険料が上がらない限り、つまりは給料の値上がりが起こらない限りはこれ以上の補助制度の買う十は難しいというのが現実であると言われています。

実際に現在では多くの健康保険組合が赤字運営を余儀なくされており、余裕のない状況が続いています。



そのため今後の国の経済政策の行方が人間ドックの補助金制度にも大きな影響を及ぼすことになると考えられているのです。一方で人間ドックの価値は個人個人に十分に浸透してきたと言えるでしょう。

医療業界の中でも珍しく競争原理の働くドックという分野では常にサービスの改善が繰り返されています。
そのため今後もより現実に即した形でのサービス開発が進んでいくでしょう。

今の形のままのドックが生き残っていくのかどうかはまだ分かりませんが、健康はお金では買うことが出来ないという意識の高まりから、例え自費でも検査をしておきたいという考え方が強まる可能性が高いと考えられるようになってきています。